6月11日 金星が外合

 明けの明星、宵の明星といわれ、昔から親しまれている『金星』は、6月11日に、外合になります。このときの金星の位置は、地球から太陽をみたときに、その太陽の向こう側にあることになり、、地球からは太陽が明るすぎるため見ることができません。

 外合を過ぎた金星は、それまで明け方の東の空にみえていた「明けの明星」から、夕方の西の空に見える「宵の明星」として見えるようになります。実際には太陽から比較的離れて見える8月下旬ごろから見えるようになります。

 地球の内側を廻っている内惑星には、金星のさらに内側をまわっている、『水星』もあります。水星も、6月9日には東方最大離角となり、比較的見つけやすくなっています。


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