LMSA公開講演会

アンデス巨大電波望遠鏡で探る宇宙の始まり

−ハワイ島マウナケア山から南米チリ・アンデスへ−

 

■日時 平成12年10月14日(土) 13時会場 13時30分開会 16時30分閉会

■会場

 科学技術館サイエンスホール (約400名)

 (東京都千代田区北の丸公園2-1 地下鉄東西線「竹橋」駅下車7分)

■講演プログラム(日程は決定、当日の時程は未定)

・はじめに              観山正見 (国立天文台)

・宇宙の育ち方            谷口義明 (東北大学)

・南の空からアンデス巨大電波望遠鏡  福井康雄  (名古屋大学)

 (質問ができる時間をもうけます。どんどん質問をしてください)

■参加方法

 平成12年9月29日(金)必着ではがき・ファックス・電子メールなどで

応募を受け付け、先着順にて折り返し参加票を郵送しますので、

応募の際には、郵便番号、住所、氏名を明記して下さい。

 (席に余裕のある場合には当日参加も受け付けます。)

■参加費 無料

■応募先:〒384-1305 長野県 南佐久郡 南牧村 野辺山 国立天文台 公開講演会係

 FAX:0267-98-3579   電子メール:koen@nro.nao.ac.jp

■問い合わせ先 

 国立天文台 天文情報公開センター広報普及室

 電話0422-34-3688(平日9時から18時まで)

(参加申し込みと異なりますので、ご注意下さい)

 URL:http://www.nro.nao.ac.jp/~lmsa

■主催 国立天文台

■共催 日本天文学会(交渉中)

■世話人:宮脇亮介(福岡教育大学)、水野亮(名古屋大学)、関本裕太郎(国立天文台)

 

(本公開講演会について)

LMSA (Large Millimeter Submillimeter Array: 大型ミリ波サブミリ波干渉計)計画(愛称:アンデス巨大電波望遠鏡)は、

南米チリのアンデス高原にミリ波・サブミリ波を観測する電波干渉計(アンデス巨大電波望遠鏡)を建設する計画です。

ハワイ島マウナケア山に建設されたすばる望遠鏡の初期成果とあわせて、このアンデス巨大電波望遠鏡計画を一般の方々に紹介したい

と考えて公開講演会を企画しました。アンデス巨大電波望遠鏡は、野辺山45m鏡や野辺山ミリ波干渉計といった従来の電波望遠鏡に

較べてはるかに高い性能を持ち、0.1"-0.01" (1"は1°の1/3600に相当する角度単位) という高い角度分解能で、光では見られない

天体の諸現象を透過力の強い電波をつかって刻銘に調べることが可能になります。

すばる望遠鏡の成果とあわせて、この望遠鏡によって、宇宙の進化、星や惑星の形成などを探ることができます。

また、米国やヨーロッパとの国際協力によって、さらに高性能な望遠鏡となるように計画しています。

 本講演会では、アンデス巨大電波望遠鏡によって期待される成果をすばる望遠鏡の成果とあわせて分かり易く説明する予定です。