まずはスタークリック創刊おめでとうございます。
さて先日ニュートンさんに電話をしましたら、村上さんからぜひ投稿してくださいとのお話でしたので未熟さを省みず投稿することにしてしまいました。
星に対する初体験とのお話ですが、初めて天文に興味を持ったのは小学生の頃です。私の息子がいま小学校4年ですが、その頃だったと思います。父にカートンの組み立て望遠鏡を買ってもらって月を見た覚えがあります。またその頃は、時々名古屋の科学館にあるプラネタリウムに連れていってもらっていました。プラネの横の廊下に展示してあった馬頭星雲の写真が今でもはっきりと思い出されます。
中学校の頃は、隣街に天文教育に力を入れていためがね屋さんがあり、毎月天文教室を開いていて、出席すると天文ガイド1冊無料でいただくことが出来ました。そのメガネ屋さんの2階にはニコンの8cmやユニトロン、タカハシの望遠鏡、カートンの双眼鏡などがところ狭しと展示してありわくわくしたものです。ある日父にねだってタカハシのTS100反射望遠鏡を買ってもらいました。はじめてちゃんとした望遠鏡で見た月や惑星の美しさを覚えています。
大学から社会人となりいつしか星から遠ざかっていましたが、たまたま田舎で撮ったヘールボップ彗星の写真が思った以上だったのをきっかけに天文にカムバックすることとなりました。望遠鏡の購入を考え天文ガイドの広告を見てニュートンさんに電話をしました。この時まで冷却CCDと言うものの存在をまったく知りませんでしたが、いろいろ話を聞いて冷却CCDを買ってしまいました。天文初体験パート2とでも言ったら良いのでしょうか。
はじめてのCCDの撮像はやはり感動ものでした。なんと言ってもわずかな時間でそれまで天文台の望遠鏡でしかお目にかかれなかった対象がモニター上に出るのですから。しかし次第にそれだけでは満足できなくなりCCD地獄?に突入してしまい2年が経ちました。調子に乗って天文のホームページまで作る始末です。
最近はモノクロとカラーの2台のCCDを使ってカラー撮像をしていますが、たった16cmの望遠鏡でこんな画像が撮れるとはしかも光害地で…かつての天文少年には本当に夢をみているようです。
天文ライフパート2はまだ始まったばかりです。これからもどんどん天文を楽しみたいと思っています。