ステライメージ３は、天体画像をデジタル処理するために設計されてソフトウェアです。冷却ＣＣＤカメラ、デジタルカメラや銀塩フィルムで撮影した天体の画像を処理するための優れた機能と使いやすいインターフェースを提供します。

　ステライメージ２からの改良点

●スピードアップ！

　大きな画像の処理が、大幅にスピードアップ！
　独自のメモリ管理機能の搭載により、所要時間が劇的に短縮されました！

●画像復元機能

　ハッブル宇宙望遠鏡の画像補正にも使われている「画像復元」 機能を搭載！
　大気の擾乱（ゆらぎ）による像の劣化を復元して、シャープな画像が得られます。

●フィルター類の強化

　恒星像のみをシャープにするスターシャープ機能を新搭載。１クラス上の光学系で撮影したような画像に仕上げることができます。
　その他にも「ぼかし（輪郭を除く）」など、画質を向上させるための機能を充実させました。

スターシャープフィルターの効果例

●サブピクセル調整

　合成時、サブピクセル（0.1ピクセル単位）での位置の微調整ができます。
　正確な合成処理ができるため、カラー合成の色ズレを解決し、より高精細な画像が得られます。

●バッチ処理

　複数の画像のコンポジットや、ダーク・フラット補正の一括自動処理ができるようになりました！
　多数の画像のコンポジットによる画質向上や、ＣＣＤ撮影後に必須のダーク・フラット処理がファイルを選択するだけで簡単にできます。

●入力機能の強化

　フォトＣＤファイル、Bitranファイルを直接読み込めます。
　８bitを超えるデータ出力が可能なスキャナに対応しました。12bitスキャナならより広い階調の画像を取り込め、より微細な画像処理が可能です！

●画像解析・観測支援機能

　ピクセルのカウント値の集計や位置角の計測、階調減、２Ｄグラフ、３Ｄグラフ、ブリンクコンパレーター、惑星展開図の作成など、画像解析や観測支援の機能が増えました。

Stella Image 3
Windows 95/98/NT4.0用　CD-ROM版　価格 25,000 円（税別）