望遠鏡の倍率と実視界を計算するプログラム Java Script版

 天体望遠鏡には、最初買ったときに付属してきたアイピースが2〜3本程度あると思います。最初は付属のアイピースで満足していても、しだいにもっと低い倍率や高い倍率のアイピースも欲しくなるでしょう。そうしていつのまにかたくさんのアイピースを使うようになって、どのアイピースがどの倍率になるのかわからなくなってしまうことが多いのではないでしょうか。

 このプログラムは、そういうときに簡単にアイピースの倍率と実視界・射出ひとみ径が計算できるプログラムです。Java Scriptという言語で書かれていますので、「スタークリック!」をご覧になっているWWWブラウザがあれば簡単に使うことができます。

 使ってみていただければ解りますが、プルダウンメニューからお使いの望遠鏡名・使用するレデューサーやエクステンダー・バローレンズの種類・アイピースの種類を指定すると、自動的に倍率・実視界・射出ひとみ径を計算します。

 今回は、Netscape NavigatorとInternet Explorerの両方で動作する汎用版と、カスタマイズに便利なInternetExplorer用の2種類を提供します。汎用タイプはプリセットしてある望遠鏡やアイピースから倍率などを計算するのに便利なように作ってあります。ソースを書き換えることで、望遠鏡やアイピースの種類を追加することもできます。

 Internet Explorer専用版は、各項目のカスタマイズがしやすいようにできています。汎用版では10個あるアイピースの初期値を別々に設定することができませんが、IE版ではソースを書き換えることで初期値をそれぞれ自由に設定することができますから、自分が普段使用するアイピースが決まっていて、望遠鏡だけを入れ換えるような使用方法ではこちらのほうが便利です。

 ソースの書き換え方法などはそれぞれのファイルの中に記載されています。自分の使いやすいようにカスタマイズしてお使いください。

 なお、このプログラムの使用や改造法などに関するお問い合わせは、編集部では一切受け付けておりませんので、あらかじめご了承下さい。

Netscape / Internet Explorer 汎用版はこちら

Internet Explorer専用版はこちら

ワンポイント:射出ひとみ径とは、望遠鏡の接眼部から目に到達する部分の、光の照射される径の直径の数値です。人間のひとみ(瞳孔)は、真っ暗な場所で見開いた場合でおよそ6mm〜7mmですから、射出ひとみ径がこれより大きくなってしまうと、その光のすべてを目で受け取ることができなくなってしまいます。特に反射望遠鏡では、射出ひとみ径が大きくなると、副鏡の影が目立つようになってしまいます。

 この計算プログラムを使えば、どのような組み合わせで最も効率よく望遠鏡の光を目にたどり着かせることができるかが、容易にわかるようになるわけです。