普段は冬場の観望/撮影では暖房の効いた車に入って暖をとりますが、獅子 座流星群をじっくり楽しんだりするときには車内に居るわけにはいきません。 望遠鏡を使ってじっくり惑星や星雲・星団を観望するときは手を出していない とならないので手袋が重要なアイテムになりますね! 毛糸の手袋は案外隙間から
冷気が入ってきたり望遠鏡の可動部分に巻き込んでしまったりして実用になりませ んので革製の手袋がいいでしょう。それでも寒い場合には薄手の手袋をしてから
革手袋をするようにすると保温性が高いですし、あまりにも寒い時は使い捨て懐炉 の小型のものを中に入れてしまうのもいいです。(お金がかからない工夫で、上着の
内側に新聞紙を巻いておくというのもあります。ワカサギ釣りなんかでよく使われる テクニック(!?)ですが意外と有効ですよ。) 手を外に出す必要の無いときは寝袋にくるまって寝転がるのが一番です。高級な ものでなくても3シーズン用のシュラフならOK。私は¥7000ほどで買った物
を使用しています。昨年の獅子座流星群の時は野辺山で観望しましたが気温は0度 前後でしたが風速10〜20mの突風で体感気温は氷点下! 写真も撮っていました
のでずっと寝袋に入っているわけにいかず、時々カメラを巻き上げに起きあがる必要 があったのですが封筒型の寝袋は出入りが楽です。 時々やるのが寝袋のまま立ち上がって歩行(笑)。封筒型の寝袋はある程度足が 広げられるのでそのまま歩けるんですよ。(もちろん寝袋は汚れますが) 手袋や寝袋で駄目な時は胃袋(!?) 最近は電気式のホットベストやホット靴下なんていう商品もあるようですが望遠 鏡機材や露よけのヒーターだけで電源の確保がめいっぱいなので私は利用するつも
りはありません。重ね着とアルコールで寒さを乗り切るぞっ! |