うるう年とグレゴリオ歴
現在日本をはじめとした世界で標準に使われている太陽暦は「グレゴリオ歴」と呼ばれるもので、1582年にローマ法王グレゴリオ13世が制定したものです。天体観測の技術の向上により、地球が太陽の周りを一周する周期が365.2422日であることを基準にして、基本的に4年に1回のうるう年をもうけ、そのうち400年に3回はうるう年にしないという法則を決定しました。実際には、西暦が4で割り切れる年は基本のうるう年として1日多く(2月29日がある)なりますが、100で割り切れる年(1900年や2100年)はうるう年とせず、さらに400で割り切れる年(2000年)はうるう年とする。という細かい取り決めがなされているのです。
うるう年になる/ならない表
西暦(例) |
計算 |
うるう年 |
1999年
2001年 |
÷4・・・割り切れない |
ならない |
2004年
2008年 |
÷4・・・割り切れる
÷100・・・割り切れない |
なる |
2100年
2200年
2300年 |
÷4・・・割り切れる
÷100・・・割り切れる
÷400・・・割り切れない |
ならない |
2000年
2400年
2800年 |
÷4・・・割り切れる
÷100・・・割り切れる
÷400・・・割り切れる |
なる |
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