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筑波大学 柴田 直人 使用望遠鏡: Vixen GP−ED80S・SM ・対物レンズにEDレンズ使用 ・有効径80mm 焦点距離720mm ・分解能/1.45秒 ・集光力/肉眼の131倍 |
欲しい欲しいと思っていた念願の望遠鏡をついに手に入れたのは、高校2年生の夏のことであった。無駄遣いをせずに小さい頃から貯めていたお年玉の貯金をおろして、口径8cmの屈折望遠鏡を買った。白く光る細長い筒の対物側には直径8cmのEDレンズというフローライトに次ぐ良いレンズがはめ込まれている。これが初めて手にした自分の天体望遠鏡である。「自分の」というだけでこんなにもうれしい気分は初めてだった。
背中に背負った登山用 リュックの中身 |
自転車のかごにどんとのせた スポーツバッグの中身 |
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鏡筒 三脚 ウエイト リュック |
2.5kg 3.0kg 4.7kg 1.0kg |
赤道儀 ガイド鏡 アイピース モータードライブ 撮影用具 カイロ、保温用品 その他部品・用品 バッグ |
5.5kg 2.0kg 1.0kg 2.0kg 3.0kg 2.0kg 2.0kg 1.0kg |
合計 | 11.2kg | 合計 | 18.5kg |
総重量は、29.7kg! |
結局これまでのところ、アンドロメダ銀河の写真は上手に撮れていないが、オリオン星雲の撮影には成功した。どちらも淡い天体なのに写りが違うのは何故?と悔しく思いながらも、自分で撮ったオリオン星雲の写真を見ながら天体写真初心者にしては結構良くできたなあと、我ながら感心。自分の望遠鏡や機材を使って、自分自身の力で天体写真を撮れたことがとても幸せだ。 |
M31 '失敗'アンドロメダ銀河(撮影:柴田 直人) (似たような写真が何十枚とあります…) |